「当事者の会」男性死亡受け石丸副代表がコメント 「ジャニーズ事務所の遅滞な行動と誹謗中傷により命を落とすという結果になった」

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ジャニーズ事務所の苦境に新たな悲劇が重なっています。ジャニーズ事務所の元所属者から性被害を受けたと訴える「当事者の会」の一員である40代の男性が亡くなりました。「当事者の会」の石丸副代表は、取材に応じ、「ジャニーズ事務所の遅滞な行動と誹謗中傷により、命を落とすという結果になった」とコメントしました。

ジャニーズ事務所の遅滞な行動とは

捜査関係者によると、先月中旬、大阪府箕面市の山中で男性の遺体が発見され、その後、自殺と確認されました。近くには遺書のようなメモも見つかったとのことです。男性の遺族は、「彼の心労は、元々抱えていた性被害のトラウマの再燃とも相まって、一層深刻なものになっていました」と語っています。

ジャニーズ事務所に対する告発を機に、男性は過去の自身の被害を克明に思い出し、その心に大きな負担を抱えていたと考えられます。そして、誹謗中傷が重なったことで彼のメンタルは押しつぶされてしまったのです。

「SMILE-UP.」の役割とは

石丸副代表は、ジャニーズ事務所に対して厳しい言葉を投げかけました。「誹謗中傷は、人の命を殺める可能性のある行為です。安易な気持ちで、誹謗中傷を書き込むことは絶対にやめてください」と訴えました。さらに、「SMILE-UP.」は被害者の思いと遺族の思いを成就させるため、真摯に向き合い、迅速な保証と救済を求めるべきだと強調しました。

被害者らへの誹謗中傷に対しては法的措置も検討されているようですが、「法的措置をとるのは被害者本人で事実上無理がある」とのことです。しかし、誹謗中傷に対して断固たる姿勢を示すことが重要だと石丸副代表は語りました。

悩んでいる方への相談窓口

このような問題に直面している方々へのサポートもあります。ご覧の相談窓口「いのちの電話」が、悩んでいる方々に寄り添ってくれます。また、厚生労働省のホームページや「まもろうよこころ」と検索すると、電話やSNSなどでの相談窓口を調べることができます。

結びに

ジャニーズ事務所の元所属者からの性被害告発は、未だに回り続ける問題です。この悲劇を機に、誹謗中傷や被害者への心無い言葉を発することが許されないことを改めて強調しましょう。人々の命を守るためには、私たち一人ひとりが責任を持つことが必要です。

Source link: 日本ニュース24時間