(画像提供: 日本ニュース24時間)
韓国で起きた驚くべき出来事に、世間が怒りを覚えています。飼い主が引っ越しをし、空き家に子犬を置き去りにしたのです。この事件は、動物愛護団体「動物保護連帯」のインスタグラムでも取り上げられ、大きな注目を浴びました。
子犬「ボンイ」が飼い主を待っていた車庫
この事件の被害者は子犬「ボンイ」です。飼い主が引っ越す際に、ボンイを縛られたまま空き家に置き去りにしてしまったのです。空き家の中でひとりきり、ボンイは飼い主を待ち続けました。
ボンイを置いた飼い主は、メモを1枚だけ残していきました。そのメモには「子犬の名前: 栗頭」「面倒を見てください。引っ越したため^^♡」と書かれていました。このメモを見た人たちは、怒りを感じるばかりです。
ヘルプを求める動物保護連帯
この悲しい事件を知った動物愛護団体「動物保護連帯」は、SNSで助けを求めました。ボンイは既に3週間もの間、置き去りの状態が続いていました。連帯は「ボンイを3カ月間保護してくれる家庭を探しています。養子縁組をしてくださる方を探しています」と訴えました。
しかし、養子縁組をする家庭が見つかるまでには至っていないようです。ボンイはまだ安定した環境で暮らすことができていません。このままではボンイの未来が不安定なままとなってしまうのです。
怒りを覚える人々の声
この事件を知ったネットユーザーたちは、怒りを覚えています。飼い主が家族を捨てて引っ越すなんて信じられない行為だと感じているのです。「正気でしょうか? ハートマークだなんて。言葉が出ない」と怒りをあらわにする声が上がっています。
動物を置き去りにするような飼い主の行為に、ネットユーザーたちは憤りを感じています。このような行為は許されるべきではなく、遺棄した場合には厳しい罰金が課されるべきだという声もあります。実際に、2020年から施行された動物保護法改正では、動物遺棄に対して最大300万ウォン(約34万4500円)の罰金が科されることになっています。
この事件のような悲しい出来事は、一刻も早くなくなるべきです。動物愛護団体や関係者、そして私たち一人ひとりが声を上げ、このような差別的な行為をなくす取り組みを続けていく必要があります。
(情報提供: 日本ニュース24時間)