新宿アルタの閉館が発表され、多くの芸能人、そして私たち視聴者も思い出に浸っているのではないでしょうか。今回は、明石家さんまさんがラジオ番組で語った、新宿アルタにまつわる秘話をご紹介します。かつて「笑っていいとも!」のレギュラーを務めていたさんまさんにとって、アルタは青春そのものだったといいます。
笑っていいとも!降板劇の裏にタモリからの電話…そしてまさかの展開
さんまさんは1995年に「笑っていいとも!」を降板しましたが、その裏には番組ディレクターとの確執があったそうです。他のレギュラー陣の降板が続き、ついにさんまさんも堪忍袋の緒が切れたとのこと。当時、降板を惜しんだタモリさんが、さんまさんの所属事務所に電話をかけてきたというエピソードが明かされました。
しかし、この電話を受けたのは、事務所に寝泊まりしていた村上ショージさん。まさかタモリさんから電話がかかってくるはずがないと思い込み、「うるさいんじゃ、ぼけ、アホ」と一喝し、電話を切ってしまったというのです。
明石家さんま
翌日、アルタでのリハーサル中にさんまさんがタモリさんに直接確認したところ、タモリさんは目を合わせずに「かけたよ。怒られてさ、切られたんだよ」と寂しそうに語ったそうです。
もしもあの時…タモリからの電話が繋がってたら?
さんまさんは、「今考えると、直接僕に言ってくれれば(番組に)残ったのに」と当時を振り返りつつも、「思い出がいっぱいあって。お笑い芸人にとっては通過点の番組でしたね、芸能界の青春やね」と、アルタへの想いを語りました。もしもあの時、タモリさんからの電話がさんまさんに繋がってたら…と想像すると、少し切ない気持ちになりますね。
村上ショージの珍行動に、さんまさんも思わず苦笑?
今回のラジオで明かされたエピソードは、まさに笑いあり、驚きありの展開でした。村上ショージさんのとっさの行動は、さすがとしか言いようがありません。きっとさんまさんも、当時の状況を思い出しながら苦笑しているのではないでしょうか。
新宿アルタ閉館は、一つの時代の終わりを感じさせます。しかし、さんまさんやタモリさん、そして村上ショージさんが作り上げた数々の笑いは、私たちの記憶に永遠に残ることでしょう。