卒論は情熱的な「恋の歌」をつくった天皇の娘・・・プロも驚いたプリンセス愛子さまの古典の素養


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■愛子さま 初めてお一人での公務は「国立公文書館」プロも驚く愛子さまの古典の素養

愛子さまが初めてお一人で公務を行われたのは、昨年5月。

皇居のすぐ近くにある国立公文書館で開かれていた特別展「夢みる光源氏-公文書館で平安文学ナナメ読み!-」のご鑑賞でした。昨春に卒業した学習院大学で、愛子さまが日本の古典文学を専攻されていたことが、初の単独公務が古典の鑑賞だったことと関係しているのかもしれません。

公文書館で案内した星瑞穂調査員にインタビューしたところ、愛子さまの古典の知識にビックリしたといいます。

光源氏を主人公とする「源氏物語」には注釈書がいろいろあるのですが、このとき愛子さまに、江戸時代に出た「窺原抄(きげんしょう)」という公文書館と東北大学にしか現存していない希少な注釈書をお見せしたところ…「愛子さまから“江戸時代でしたら『湖月抄(こげつしょう)』が有名ですが、それとの関係は?”とご下問があってドキリとさせられました」と、星さんは言います。

「湖月抄」は江戸時代に広く読まれた注釈書で、それとは違ったものを展示した狙いを、愛子さまは問われてきたわけです。

「大学院の修士課程くらいの知識をお持ちだと思いました」と、プロである星さんも感心した愛子さまの古典の素養。

他にも平安期の文学作品の資料を見学した愛子さまは、別れ際に「(ここは皇居と)近いのでまたシュッと来ます」と手もシュッと動かしながら挨拶し、帰って行かれたそうです。

■「斎宮歴史博物館」でもプロを驚かせた知識 愛子さまの卒論のテーマは“情熱的”恋の歌

愛子さまの古典の知識が相当なものであることは、他の専門家も語っています。



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