ウクライナ空軍は7日、ロシア軍が6日夜から7日朝にかけ、ウクライナ各地のエネルギー施設などの重要インフラを狙い、ミサイルと無人機による大規模攻撃を行ったと明らかにした。米国のトランプ政権がウクライナとの機密情報の共有を一時停止する中、露軍は攻撃を強めている。
ウクライナ国営通信によると、中部ポルタワ州の同国最大の民間エネルギー企業DTEKのガス生産施設が攻撃を受け、操業が停止。西部テルノピリ州でもガス輸送設備などが損壊した。
ロイター通信によると、米宇宙企業マクサー・テクノロジーズは7日、自社の衛星画像へのウクライナからのアクセスを遮断したと発表した。米政府の決定に基づく措置だとしている。