弁護士の紀藤正樹氏が8日までにX(旧ツイッター)を更新。学歴詐称疑惑に揺れる静岡・伊東市の田久保真紀市長(55)の対応を批判した。
田久保市長は7日、記者会見を開き、東洋大を「卒業はしておりませんでした」と改めて除籍であったことを認めて謝罪。卒業証書については「検察の捜査にお任せしたい」とし、静岡地検に上申書を提出する方針を示した。また「地検に上申いたしましたのち、必要な手続きを終えたら、すみやかに辞任を致したい」と表明。その上で「一度、きちんと辞任した上で、市民の皆様のご判断をあおぐために、再度、市長選挙に立候補したい」と出直し市長選に立候補する意向を示した。
紀藤氏は「田久保市長の会見を見ましたが端的に言って政治家としての”潔さ”がない」と言及し、「検察に上申する期間はなぜかすぐに辞職しない。給与は出続ける。出直し選挙に出るのに市民に判断材料となる卒業証書すら公開しない。秘匿的発想にも”潔さ”が感じられない」とピシャリ。「結果伊東市は財政的にも市政的にも混乱し市民も混乱する」とつづった。