「業務に支障」…大阪地検、被告逃走で詳細説明拒む

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護送中の車から逃走した、大植良太郎被告が身柄を確保されたとおもわれる現場付近=11日午後、大阪市の十三大橋(寺口純平撮影)
護送中の車から逃走した、大植良太郎被告が身柄を確保されたとおもわれる現場付近=11日午後、大阪市の十三大橋(寺口純平撮影)

 「近隣住民に不安を覚えさせる結果となり、申し訳なく思う」。大植良太郎被告の身柄確保を受けて11日午後、報道陣の取材に応じた大阪地検の上野暁(さとる)総務部長。謝罪の言葉を述べたが、確保までの経緯などは「今後の収容業務に支障をきたす恐れがある」とし、具体的な説明を拒んだ。

 上野部長は同日夕と夜に報道陣の取材に応じ、「被告の身柄が確保され安堵(あんど)している」などと述べた。

 捜査関係者によると、今回の事件で大植被告は逃走翌日の10日、大阪市住吉区から車で逃走した可能性があった。しかし地検は、こうした情報を大阪市などの周辺自治体に提供しなかった。この経緯について報道陣から質問が相次いだが、上野部長は「広報の必要性と、身柄確保に支障をきたす恐れを総合的に判断した」「被告の身柄確保に全力を尽くしており、早期の身柄の確保が市民の安全にもつながると考えた」などと釈明した。

 地検では10月30日にも、岸和田支部(大阪府岸和田市)で収容予定の女の逃走事件が発生。地検はこの事件でも近隣住民への影響が特にないと判断し、岸和田市などの関係自治体に連絡を入れず批判を招いた。上野部長は「岸和田市で発生した逃走事案と合わせ、今後の収容のあり方などを検討する」と述べた。

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