万博前売り券「1021万枚」、実売数に修学旅行など加える 十倉会長「愛知博上回った」


【写真】「ミャクミャク」が倒れそうになり、発言を中断する経団連の十倉雅和会長

万博は4月13日から半年間、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催し、期間中に計約2820万人の来場を想定している。

協会は23年11月から前売り券を販売し、開幕までに1400万枚の販売を目標としてきたが、今月12日時点で売れたのは6割に満たない821万枚となっている。このうち約700万枚は企業購入分で、一般の購入が進んでいないことが課題となっている。

販売数について、協会は実際に売れた数字を公表してきたが、十倉氏は実売数に修学旅行や団体旅行で見込む200万枚を加えると1021万枚になると説明。開幕直前の駆け込み需要も期待できるとし、開幕までに1100万枚を超えるとの見方を示した。

一方で、これまで掲げてきた販売目標数については「開幕前までに1400万枚はいかないかもしれない」と言及。「(閉幕までに)最終目標の2300万枚を売り切りたい」と語った。(井上浩平)



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