韓国の人気ガールズグループ、NJZ(旧名NewJeans)が無期限の活動休止を発表しました。 元々はNewJeansとして活動していましたが、所属事務所ADORとの契約問題を巡り、グループ名をNJZに変更して活動を続けていました。しかし、ADORが裁判所に申し立てた活動禁止の仮処分が認められたことを受け、今回の活動休止に至りました。
裁判所、ADORの申し立てを認める
2024年7月21日、裁判所はADORが申し立てたNJZの活動禁止に関する仮処分を認めました。ADORは、NJZが事務所の同意なしに活動を続けていることを問題視していました。 ADORは以前、アーティスト保護義務の不履行などを理由にNJZ側(当時NewJeans)から契約解除を宣言されていましたが、今回の裁判所決定により、NJZの独自活動は禁止されることとなりました。
NJZ、香港コンサートで活動休止を宣言
7月23日、香港で行われたコンサートにて、NJZはファンに向けて活動休止を宣言。 メンバーは「裁判所の決定を順守し、全ての活動をストップすることにしました」と述べ、当分の間、活動を休止することを明らかにしました。
NJZ香港コンサートの様子
メンバー、無念の思いを吐露
YouTubeに投稿されたライブ映像では、メンバーのミンジさんが「私たちは選択を後悔しない」「必ず戻ってくるので、その時は明るく笑顔で皆さんに会いたい」と語り、活動休止への無念の思いを吐露しました。 今後の活動再開については明言されていませんが、ファンからは応援の声が多数寄せられています。
今後の活動は不透明
ADORはNJZの活動休止宣言に対し、「一方的な宣言を残念に思う」とのコメントを発表。 ADORは事務所所属アーティストとしての活動をNJZに求めていますが、NJZ側は活動休止の姿勢を崩しておらず、両者の溝は深まるばかりです。 韓国の芸能関係者、パク・ソンホ氏(仮名)は「今回の件は、アーティストと事務所間の契約問題の難しさを改めて浮き彫りにしました。 今後のK-POP業界全体にも影響を与える可能性があります。」と述べています。
韓国のエンターテイメント業界
NJZの未来は?
今後のNJZの活動再開については不透明な状況が続いています。 ファンは彼女たちの復帰を待ち望んでいますが、ADORとの溝が埋まらない限り、活動再開は難しいとみられています。 今後の動向に注目が集まります。