民間調査機関が台湾で実施した2018年度の世論調査によると、「日本が最も好きな国」との回答は過去最高だった15年度調査の56%を3ポイント上回る59%となった。2位以下の中国(8%)、米国(4%)を大きく引き離した。
日本の関心がある分野として観光が80%、食文化が68%、日本人の精神・哲学が56%。年齢層別では30代の70%、20代の66%が「日本が最も好きな国」とした。現在の日台関係について「良い」が53%、「悪い」は4%。日本を「信頼できる」は50%、「信頼できない」は9%だった。
一方、「台湾に最も影響を与えている国」は中国が45%でトップ、2位は米国(33%)、日本は3位(15%)だった。
調査は日本の対台湾窓口機関、交流協会の委託で今年2月に約千人を対象に実施。交流協会が15日までに公表した。
15年に約367万人だった訪日台湾人は、18年には約475万人に増加した。台湾の人口は約2369万人。(共同)