スリランカ大統領選が投票 現職大臣と元国防次官争う

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 スリランカで16日、大統領選の投票が行われた。4月に日本人1人を含む250人以上が死亡した連続爆破テロが起き、治安対策が主な争点。過去最多の35人が立候補したが、プレマダサ住宅建設・文化相(52)とラジャパクサ元国防次官(70)の事実上の一騎打ちとなった。即日開票され、順調なら大勢は17日に判明する見通し。

 プレマダサ氏はインド寄りの議会多数派、統一国民党(UNP)の副代表で、ラジャパクサ氏は親中政策を取った前大統領の弟。今後の中国の影響力を占う上で、地域大国インドや「自由で開かれたインド太平洋」を提唱する日米も結果を注視している。

 南部のハンバントータ港は前大統領時代に中国の融資を受けて開発された後、17年に権益の大半を中国系企業に99年間貸与することで合意し「債務のわな」の代表例とされる。(共同)

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