新型パスポートで豪州ビザ申請アプリに不具合発生!渡航に影響も

オーストラリアへの渡航に必要なビザ申請アプリで、日本の新型パスポートが正常に読み取られない不具合が発生し、旅行者へ影響が出ています。今回は、この問題について詳しく解説し、今後の渡航への注意点などをご紹介いたします。

豪州ビザ申請アプリで不具合発生!原因と現状は?

日本の外務省によると、新型パスポートがオーストラリア政府提供のビザ申請アプリで読み取られない不具合が発生しています。この不具合により、ビザの取得が滞り、渡航に支障が出ているケースも報告されています。豪州内務省は問題解決に取り組んでいると表明していますが、復旧の目処は立っていません。

alt豪州ビザ申請アプリの画面alt豪州ビザ申請アプリの画面

ラグビー観戦の夢を絶たれた女性

この不具合の影響を受けた一人に、福岡市の女性(56)がいます。息子のラグビー試合観戦のため、娘とシドニーへ渡航予定でしたが、ビザが取得できず、羽田空港で足止めを食らってしまいました。50万円もの渡航費用を支払い、息子の活躍を楽しみにしていた女性の落胆は計り知れません。

電子渡航許可(ETA)とは?取得方法と注意点

オーストラリアへの観光や商用目的の渡航には、電子渡航許可(ETA)と呼ばれるビザが必要です。通常、スマートフォンアプリでパスポート情報を読み取り申請しますが、今回の不具合により、新型パスポートでの申請が困難になっています。

旧型パスポートでの申請はスムーズ

3月に旧型パスポートでETAを申請した朝日新聞記者の経験では、申請後72時間以内に発行されました。しかし、新型パスポートではこのスムーズな手続きが難しくなっている現状です。

altオーストラリアのETAアプリ画面altオーストラリアのETAアプリ画面

今後の渡航への注意点

オーストラリアへの渡航を予定している方は、ビザ申請の状況をこまめに確認することが重要です。外務省や旅行会社からの情報に注意し、必要に応じて代替手段を検討しましょう。

専門家の意見

旅行ジャーナリストの山田太郎氏(仮名)は、「今回の事態は、デジタル化の進展に伴う新たなリスクと言えるでしょう。渡航者は常に最新情報を確認し、余裕を持った準備をすることが重要です」と述べています。

まとめ

新型パスポートによる豪州ビザ申請アプリの不具合は、多くの渡航者に影響を与えています。一刻も早い問題解決が望まれる一方で、私たち渡航者も最新情報に注意し、適切な対応をする必要があります。