高校生ユーチューバーのゆたぼん(16)が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、インターネット上で拡散されている日本国旗に黒いバツ印がつけられた写真に言及。その背景にあるとされる一部の街頭演説への抗議活動について、自身の見解を表明しました。この投稿は、多くのユーザーから賛同の声を集めています。
日本国旗への「バツ印」とゆたぼんの疑問提起
ゆたぼんが投稿した写真には、日本の国旗に大きな黒いバツ印が描かれ、掲げられている様子が捉えられていました。これは、ある政党の街頭演説に抗議する人々が行ったとみられるもので、ゆたぼんはこの状況に対し、強い違和感を覚えたと綴っています。
彼は、「『日本人ファーストは差別だ』と言っている人達が、日本の国旗にバツ印をつけて歩いている人達に何も言わないのはおかしくないですか?」と問いかけ、日本国内での「日本人ファースト」という考え方に対する批判と、国旗への敬意を欠く行為への沈黙との間に矛盾があるのではないかと指摘しました。この発言は、SNS上で大きな反響を呼んでいます。
ユーチューバーゆたぼんの横顔写真、真剣な表情
法的な問題提起と「日本差別」への疑念
さらにゆたぼんは、日本における法律と、国旗に対する取り扱いの違いについても言及し、疑問を呈しました。「日本の国旗にバツ印をつけるのは違法にならないのに、外国の国旗を傷つけたら罪になるのは日本差別ではないのですか?」と、彼は現在の法制度が日本人に対して不公平である可能性を示唆しました。
「僕はおかしいと思うし、日本人として悲しいです」と、ゆたぼんは自身の感情を率直に表現。この発言は、愛国心や国家への誇りといったテーマに繋がり、多くの日本人ユーザーから「おっしゃる通り 悔しい」「ゆたぼん大正解!」といった共感の声が寄せられています。
海外留学を経ての「日本人ファースト」論
ゆたぼんは今年4月中旬からフィリピンのバギオへ留学し、先月17日に帰国。その後、同27日にはカナダ留学に出発し、バンクーバーでの滞在を報告していました。そして今月11日には、再び日本に到着したことをXで伝えています。
海外での経験を経て、彼は「やっぱり自国で自国民ファーストは当たり前だし、日本で日本人ファーストは差別ではありません!」という確固たる信念を持つに至ったようです。8月15日の投稿では、「どこの政党を支持するとかはありませんが、日本と日本人の事をちゃんと考えてくれない政党は絶対に支持しません。僕は日本が大好きです!」と、政治的立場を超えて日本への深い愛情と、自国民を優先することの重要性を改めて強調していました。
まとめ
ゆたぼんの今回の発言は、日本社会における国旗への認識、表現の自由、そして「日本人ファースト」という概念の是非について、改めて議論を促すものとなりました。彼の率直な疑問提起は、多くの人々に共感を呼び、SNS上での活発な意見交換に繋がっています。
参考文献
- ゆたぼん公式X(旧ツイッター)アカウント
- Yahoo!ニュース
- 日刊スポーツ
[Source link] (https://news.yahoo.co.jp/articles/0d9811412e23dcdecb94846be48a058817ef7a0e)