ベラルーシのルカシェンコ大統領は17日、来年行われる大統領選に出馬する意向を表明した。タス通信が報じた。65歳のルカシェンコ氏は1994年から大統領を務め、現在5期目。
ルカシェンコ氏は「国民の皆さんからの求めがない限り、私は立候補を取り下げるつもりはない」と述べ、大統領選は来年夏に行われるとの見通しを示した。
20年以上にわたる強権統治を続けるルカシェンコ氏は「欧州最後の独裁者」とも称される。2004年の国民投票で大統領の3選禁止規定が憲法から削除され、15年の大統領選では8割以上の得票率で5選を果たした。(共同)