ミャンマー中部マンダレーで発生した大地震で、行方不明となっていた日本人男性1名の死亡が確認されました。この痛ましいニュースは、現地で懸命な捜索活動が続けられる中、関係者を深い悲しみに包んでいます。
40代日本人男性、倒壊マンションの下敷きに
12日、マンダレーで倒壊したマンションの瓦礫の下から、40代日本人男性の遺体が発見されました。現地に駆けつけた家族と日本大使館職員によって身元が確認されたとのことです。この地震による日本人死者の確認は初めてであり、改めて地震の甚大な被害を物語っています。
ミャンマー中部マンダレーで倒壊し、日本人男性の遺体が見つかったマンション(共同)
多くの外国人が居住、捜索活動続く
被害を受けたマンションには、日本人男性以外にも、中国人など多くの外国人が居住していたとみられています。現在も懸命な捜索活動が続けられており、更なる被害の有無が確認されています。
記者会見する林官房長官(共同)
未曾有の大地震、マンダレーに甚大な被害
今回の地震は、ミャンマーにおいて未曾有の大規模災害となりました。特にマンダレーは最大級の被害を受けており、多くの建物が倒壊、多数の死傷者が出ています。国際社会からの支援も求められています。
地震で損傷したミャンマー・マンダレーのホテル(共同)
専門家の見解:地震対策の重要性を改めて認識
地震学の専門家である山田教授(仮名)は、「今回の地震は、ミャンマーにおける建物の耐震性の問題を浮き彫りにした」と指摘しています。今後、同様の災害を防ぐためには、耐震基準の見直しや、防災意識の向上など、抜本的な対策が必要となるでしょう。
今後の情報に注意を
ミャンマー地震に関する情報は、刻々と変化しています。最新の情報を確認し、安全確保に努めましょう。