天皇、皇后両陛下の長女の愛子さまが大阪・関西万博を視察した5月8、9日の2日間、愛子さまの視察先に人だかりができ、「まるで愛子さまパビリオン」といった感想も漏れるほど現地は熱狂に包まれた。愛子さまの水色のパンツスーツも「シルエットが皇后さまそっくり」と話題になり、SNSには、来場者が撮影した愛子さまの写真や動画が次々と投稿された。
【写真】愛子さま 赤のリップが美しい!水色パンツスーツが「カッコよすぎる」のため息
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■ご両親の背中を見てきたからこそ
「いただきます、という言葉が改めて大切だと思いました」
万博ご訪問の2日目、愛子さまは「食を通じて、いのちを考える」をテーマとするパビリオン「EARTH MART」を訪問した。
世界的な食糧不足について愛子さまは、
「フードロスの問題には心が痛みます」
と話し、こう続けた。
「一方では食糧が足りない地域もあり、このことをどうにか解決できないか、ということをよく家族で話し合っているんです」
ご両親の背中を見て成長されてきたことが伝わる、愛子さまの言葉だった。
■雅子さまにそっくり
昨年3月に大学を卒業し、社会人として、また成年皇族として公務経験を積まれておよそ1年。お手振りや公務での立ち振る舞いも一層洗練され、最近は「ふとした所作が、皇后さまに重なる」「ますます洗練されて」と、愛子さまの成長を喜ぶ声が聞こえてくる。
この日の愛子さまは、赤いリップが水色の装いに映え、大人びた雰囲気。そして、「雅子さまにそっくり」と話題になったのが水色のパンツスーツ・スタイルだった。
雅子さまといえば、パンツスーツのシルエットを思い浮かべるほどよくお召しのスタイル。
「まっすぐな両足をぴったりとそろえて立たれる雅子さまの姿勢は、それは美しい」
と、話すのは長年パリコレの取材を続けてきたファッション評論家の石原裕子さんだ。
万博会場でパンツスーツを着こなした愛子さまのたたずまいは、そうした母の雅子さまを彷彿させるものだった。