「いや僕は…」北村匠海(27)が、宮沢りえ(52)に“大胆宣言”していた《朝ドラ『あんぱん』出演中》


【画像】『あんぱん』では、遅咲きの漫画家を演じる北村匠海

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『猫』が運命を変えたが…本人は猫より犬派

「子役時代は、岡田将生ら有名俳優の子供時代を演じることが多かった。“幼少期役のプロ”と呼ばれていました」(芸能記者)

 そんな北村を一躍スターダムに押し上げたのが、浜辺美波と共演した17年公開の映画『君の膵臓をたべたい』だった。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、ブレイクを果たす。さらに役者業の傍ら、ダンスロックバンド「DISH//」のボーカル兼ギターとしても知名度を上げていく。

「シンガーソングライターのあいみょんが作詞・作曲を手掛けた『猫』を、一発撮りのパフォーマンスを発信するYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』で披露すると、瞬く間に大ヒットを記録しました。ストリーミングやSNSの総再生回数は10億回を突破。北村自身も『「猫」のおかげで音楽番組に出演できるようになった』と振り返っていました」(音楽関係者)

 アーティストとしての運命を変えた『猫』。さぞかし愛猫家かと思いきや、

「いえいえ、北村本人は『猫より犬派』。実家ではミニチュア・シュナウザーを飼っている。ある音楽番組に出演した時は、犬のTシャツを着て『猫』を熱唱していました」(同前)

アニメ愛から大女優に“大胆宣言”することも――

「実は、彼はかなりのアニメオタク。特に『攻殻機動隊』や『AKIRA』、『機動戦士ガンダム』、『新世紀エヴァンゲリオン』などのSF系の作品には目がないんです」(事務所関係者)

 そんな北村は、やがて声優にも活躍の場を広げていった。北村が主演を務めた劇場版アニメ『ぼくらの7日間戦争』(19年公開)の村野佑太監督が明かす。

「スタジオがかなり広くて、『7日間戦争』以外の作品も収録していました。有名な声優さんも多く、ふらっとトイレに行った時も『〇〇さんがいました!』とテンションが上がっていて、可愛いなと思いましたね(笑)。憧れの声優さんに会えてよほど嬉しかったのか、『いつかはガンダムに乗りたいです!』と自己紹介していました」

 アニメ愛が深いだけあって、収録への熱量も高かった。時には、あの大女優に“大胆宣言”することも――。実写版(1988年公開)で有名な宮沢りえ(52)が、アニメ版でも同じ役で特別出演していたのだ。

「最終日、宮沢さんと匠海君の2人で収録することになりました。宮沢さんが現れた瞬間、現場の空気が一変したのを覚えています。それで、僕は『緊張するね』と話しかけたんですが、匠海君は『いや僕、芝居で緊張したことないんです』って。大先輩の宮沢さんを前にして、堂々と言い切るのはすごいなと思いましたね。実際、ビシッと一発で決めてくれた。見事な演技力だったと思います」(同前)



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