立憲民主党の水野素子参院議員(55)が、今夏の参院選に神奈川選挙区(改選数4)から立候補しない意向を固めた。水野氏を巡っては、5月15日(木)発売の「 週刊文春 」が、秘書へのパワハラ疑惑などを報じていた。
175センチの長身で元ミスユニバース関東代表
水野氏は東京大学法学部を卒業後、旧・宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構〔JAXA〕)に就職。その後、2度の落選を経て、2022年7月の参院選で神奈川選挙区(改選数4+非改選の欠員補充1)から初当選を果たした。欠員補充としての当選だったため、今夏の参院選で改選を迎える予定だった。
公式HPによれば、175センチの長身で元ミスユニバース関東代表。2児のシングルマザーだ。自らのキャッチコピーは、JAXA勤務の経歴を生かした“宇宙かあさん”。ブルースーツを着用したポスターなども度々掲載している。
「使えない」と恫喝することも少なくありません
その水野氏を巡って「週刊文春」が報じたのが、秘書へのパワハラ疑惑だ。
「水野さんは少しでも気に入らないことがあれば、ブツブツ文句を言いながら、車の扉をグーで『バンッ』と叩き、運転席を蹴ったりする。『使えない』『明日から来なくていい』と恫喝することも少なくありません」(元秘書の1人)
初当選から2年10カ月の間で、少なくとも公設秘書が9人、私設秘書が2人の計11人が事務所を退職している。
水野氏は取材に対し、「政治業界が初めての方が多く、スキルなどに課題があり、こちらからごめんなさいということで退職に至った方もいる」などと回答していた。
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現在配信中の「 週刊文春 電子版 」ならびに15日(木)発売の「週刊文春」では、水野氏の秘書11人が連続退職した背景、JAXAから下された戒告処分の中身、離婚した元夫の証言などについて詳報している。
さらに、「 週刊文春 電子版 」では、 水野氏が秘書を恫喝する音声を配信 している。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年5月22日号