「邪魔だから違う場所に行くね」と子どもに言い残し逃走 三郷市・小学生ひき逃げ事件、中国籍の42歳男のあきれた虚言 元勤務先の社長は「許せない」


 下校中の小学生10人ほどの列に、鉄の塊と化したランドローバーが突っ込んだ――。埼玉県三郷市でひき逃げ事件が起きたのは5月14日の午後4時過ぎのこと。車に衝突された小学6年の男児4人は足の甲の剥離骨折や打撲などの重軽傷を負い、車を運転していたトウ洪鵬(とうこうほう)容疑者(42)と同乗者の王洪利(おうこうり)容疑者(25)は、わずか数分で現場から逃走している。

【写真を見る】トウ容疑者が暮らす団地と、事故車両を放置した元勤務先の従業員寮

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 と、社会部記者が語る。

「トウは自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱)と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で、王が飲酒運転に同乗した道交法違反の疑いで逮捕、送検されています」(同)

虚言を繰り返し……

「二人は事件発生前、トウの自宅近くの中華料理屋で午後2時前から2時間ほど酒を飲んでいました。トウは逃走した理由を“相手が大丈夫だと言ったのでその場から離れただけ”と供述していますが、 飲酒運転を隠すための作り話でしょう」(前出の社会部記者)

 中国人解体工は他にも、息をするようにいくつもの虚言を重ねていた。

 社会部記者が続ける。

「現場でトウは“ここは邪魔だから違う場所に行くね”と子どもに言い残したまま逃げていますし、自身の妻には“子どもがぶつかってきた”と報告している。なぜ必ずバレるうそをつくのか、不思議でなりません」

“オレの家の駐車場は警察に見つかってすぐ逮捕されちゃうだろ”

 従業員寮とその駐車場敷地を所有する建設会社の社長は、憤りを隠さない。

「事故後に王が“酒を飲んでいるし、これ以上、運転してはダメだ”と現場にとどまるよう言ったのに、トウは聞かなかったのです。しかも“寮には止めないで”との王の訴えにも耳を貸さず、寮の駐車場に乗り捨てた。王は“オレの家の駐車場は警察に見つかってすぐ逮捕されちゃうだろ”と、トウに押し切られたと聞いています」



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