「どう見ても50代後半…」婚活現場で“若く見られる”と自己アピールする人の「見た目」問題。実は年相応か上に見えるという“残酷な現実”も


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■40代以降で見られる現象

 ところが、40代以降になると、年齢という数字が、婚活市場において非常に重要な要素となる。

 年齢は変えることができない。だからこそ、“見た目の若さ”をアピールすることで、実年齢にはとらわれない若々しい魅力が自分にはあると、アピールしたくなるのだ。

 よしみつの「年代」の欄は、「40代」と記載されていた。

 ところが、面談にやってきたよしみつは、どう見ても50代後半。場合によっては60歳を越えているようにも見えた。面談シートに年月日を記入してもらったところ、“49歳”。正真正銘、40代だった。

 面談の席に着いたよしみつは、唐突に筆者に向かって、こう問いかけてきた。「私は、いくつに見えますか?」。

 正直に「50代後半でしょうか」と見た目通りに答えれば、角が立つのは明らかだ。そこで、筆者は慎重に言葉を選んで言った。

 「そうですね、年相応かと思いますよ」

 ところが、よしみつは不満そうな表情を作り、少し語気を強めてこう返してきた。



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