備蓄米、店頭流通はわずか1割 集荷業者と卸売業者の「相対取引価格」2カ月ぶりの最高値


今回流通が確認された備蓄米のうち、小売店には1万4998トン、中食・外食事業者には7381トンが渡った。

農水省は3月に備蓄米の放出を開始。落札された計2回の放出量は21万2千トンで、集荷業者は4月27日までに政府から20万8380トンを買い受け、卸売業者に対して5万4644トンを販売した。

精米工場での処理などに時間がかかっているとみられる。農水省の担当者は、「まだまだ広く届いていない」と説明した。

また農水省は20日、4月に集荷業者と卸売業者が売買した際の「相対取引価格」も公表した。2024年産の玄米60キロ当たりの価格は前月に比べて1226円高い2万7102円だった。2カ月ぶりに最高値を更新した。



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