小泉進次郎農相、カズレーザーの「矛盾では」の指摘に「矛盾してない」と反論


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 スペシャルキャスターでお笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザーが「2000円台が適正価格と考えていくと、今後もこの値段で市場が回るのが適正か。そうなると小規模農家は経営が厳しくなり、より米作りから離れていかないか。減反よりは増産とおっしゃられているのは矛盾ではないか」という趣旨の問いの直後だった。

 「矛盾していません」と言い切った。「これは2000円台でずっとというよりも、問題なのは異常な高騰がずっと続くことによって、本来ならお米を選択してくれた消費者、生活者がお米から離れていく」と指摘した。

 さらに、「大手のスーパーの中には関税を払ってでも米国からカリフォルニア米を直接買って、それを国産米よりも安く店頭に並べることによってコメを提供しているところがあります。これをずっと続けていけば、結果として国産米離れが起きます。まずはこの異常な高騰に水を差さなければいけない。そのための国の役割として2000円台で備蓄米を流していく」とした。

 今後について、「あらゆる資材や物流コストも含めて、デフレからインフレ型の経済になって、一定の価格転嫁が進んで、農家の皆さんの生産コストが上がっているのも事実。今後その適正価格に落ち着かせていくためには、まずこの異常な高騰を1回、抑えなければいけない。世の中の価格からすると平均4200円と言っていますけど、調整しているのは2000円台。1年前は2000円台で当たり前に並んでいたというところをもう一回感じて頂く中で、これからの適正価格はいくらなのかも議論をしながら、農家の皆さんにも安心していただけるようにしたいと思います」と、あくまで価格を下げることを最優先課題としていた。



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