女優・趣里(34)とBE:FIRSTの三山凌輝(26)が結婚間近というニュースが世を騒がせている。文春オンラインが三山と元交際相手の婚約破棄トラブルを報じた直後だっただけに、世間の反応は複雑だ。ライターの冨士海ネコ氏は、梅宮アンナなどの例を挙げながら、「2世芸能人はダメ男に引かれやすい」と指摘する。
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なぜ芸能界のサラブレッドたちほど、世間が眉をひそめるような男性を選んでしまうのか。最近報じられた、女優・趣里さんとBE:FIRSTの三山凌輝さんの交際・結婚間近というニュースも、その一例だろう。趣里さんは、水谷豊さんと伊藤蘭さんという昭和のトップスターを両親に持ち、自らも演技派女優として実力と評価を築き上げている。
一方で、お相手とされる三山さんには、一部報道により過去の振る舞いや態度に対する厳しい声がついて回り、いまだ批判は絶えない。交際自体は当人同士の自由とはいえ、世間の反応は複雑だ。
思い出されるのは、梅宮辰夫さんの娘である梅宮アンナさんと、かつて辰夫さんをして「希代のワル」とまで言わしめた羽賀研二さんとの交際劇である。多くのマスコミが当初から羽賀氏について警鐘を鳴らしていたにもかかわらず、アンナさんは周囲の忠告を振り切って愛を貫いた。その後、二人の関係は破綻。羽賀さんは逮捕されたり収監されたりで、梅宮辰夫さんの見識が証明されることとなった。
神田正輝さんと松田聖子さんの娘である神田沙也加さんは、元俳優の男性との交際が、悲劇的な結末を招いたとみられている。お相手は芸能界を引退したものの、舞台出演を控えた昨年8月、「週刊女性」のインタビューに登場する形で復帰。神田さんとの交際について自らに責任はないと表明したことが炎上を招き、舞台自体が中止となり、再度の引退へと追い込まれた。
こうした数々のケースは、単に「見る目がない」「男運がない」といった一言では片付けられない。このような交際相手選びの背景には、2世芸能人特有の「親の影」と、それにどう向き合うかという葛藤が存在するのだろう。