なぜ、菩薩モードの人は血糖値が整っているのか?→鍵を握るのはその裏にある「自律神経」だった


気分と血糖値はほぼリンクする

なにかと話題に上ることの多い血糖値は、メンタルや体調とダイレクトにつながっているということだ。
食後の眠気、夕方のイライラ、夜中の2時ごろ起きてしまう、寝ても疲れがとれない。平日はコーヒーを1日何杯も飲んでがんばり、土日はダウン。焦燥感がぬぐえない。そんな不調の根っこは、じつは全部同じで「血糖値の乱高下」による自律神経への負担などから起こっていることがあるのです。(「はじめに」より)

 そうした経験があるからこそ、著者による上記の主張にも納得できてしまうのだ。もちろん私の小さな体験は比較の対象にすらならないが。

 それはともかく、なぜ血糖値はそこまで大きく影響するのだろう。その問いを解く鍵は、どうやら「自律神経」にあるようだ。

血糖値を安定させるためには食事のコツだけでなく、必要な栄養素のバランスやストレスコントロールも不可欠です。これを私は「血糖コントロール」と呼んでいます。血糖値をコントロールすることこそが体調をよくするカギとなるのです。(「はじめに」より)
 血糖コントロールによって自律神経を整えると、体調がよくなり、パフォーマンスも向上する。そして、その先に待っている劇的な変化が「本物の元気」なのだと著者はいうのだ。



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