スポーツ教室の倒産が高水準 ~ 値上げが限界、オンライン指導・動画配信も台頭 ~


スポーツ教室の休廃業が過去最多

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 子どもから大人まで、健康を志向する人にも、一流選手を目指す人も利用できるスポーツ教室だが、物価高の波に揉まれている。
 スポーツ教室の倒産、休廃業・解散の増加は、将来のスーパースターの芽と夢を摘むかもしれない。だが、月謝への価格転嫁は家計への負担に直結する。利用者減少から経営が悪化している教室も目立ち始めた。
 月謝と利用者のニーズのバランスが崩れると、倒産や休廃業の増加を止められない。2025年はスポーツ教室にとってにターニングポイントとなりそうだ。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2025年5月22日号掲載「取材の周辺」を再編集)



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