【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)の26日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に長文を投稿し、政敵や自分に有利な判決を下さない裁判官を強烈に非難した。
【写真】カナダ国民、チャールズ国王を熱烈歓迎 トランプ氏の併合発言に反発後
すべて大文字で記されたトランプ氏の激しい投稿は、「すべての人にメモリアルデーおめでとう。ねじ曲がった極左の思想を通じてわが国を破壊しようとした、この4年間のクズどもを含めてだ」と始まり、前政権が「多くは犯罪者や精神異常者である何百万人もの不法入国者を許した」と非難。
さらに「米国を憎む」判事たちが「殺人者、麻薬密売人、レイプ犯、ギャングのメンバー、そして世界中から解き放たれた囚人たちをわが国にとどめ置き、彼らにまた強盗や殺人、レイプを行わせるという使命を帯びている」と続けた。
連邦議会を共和党が支配し、ホワイトハウスにほとんど反発しない中、憲法の規範を前例のない形で試そうとするトランプ氏の動きに対し、実質的に残された唯一の重要な障壁は裁判所となっており、トランプ氏は現在、さまざまな法廷闘争で連邦判事らと対立している。【翻訳編集】 AFPBB News