パチスロ「BT機」登場による業界の影響は…「初日からドカンと出すことはない」と語る“パチンコ店長の本音”


 そこで、関東近郊で10店舗以上展開しているパチンコ・パチスロチェーン店で店長を務めるS氏にお話を伺ってみた。

Aタイプ機の選択肢が広がった

 いずれも、これまでにない新しいゲーム性なだけに、まずはホールでの扱いが気になるところではあるが……。

「期待はしていますけど、あくまで『Aタイプで新しいのが出た』くらいの感覚。だから、BT機をお店の看板機種にするために、初日からドカーンと出す……なんてことはしないでしょうね。でも、Aタイプ好きのプレイヤーは確実にいるし、現状で『ニューパルサー』や『バーサス』、『新ハナビ』などを大事に使っているお店なら、それなりに甘く使う可能性は高いかもしれません」

ジャグラーシリーズに影響はあるのか

「それはないですね。ジャグラーシリーズは完全に一つのジャンルとして確立しているから、もはやAタイプではなく『ジャグラー』なので(笑)。今は『AT機・ジャグラー・その他のAタイプ』の3本柱で、その他のAタイプにBT機が加わるイメージです。お客さんからすると選択肢が一つ増えるので、これまで以上に充実するとは思いますよ」

BT機のゲーム性で新規客も呼び込む可能性も

「今、ホールのメインとなっているAT機で楽しもうと思ったら、お金をいっぱい用意して一日勝負するぐらいの覚悟がないと、勝てるどころか楽しめもしないじゃないですか。でも、BT機なら短時間勝負にも向いている。会社帰りに一万円勝負して、運よく当たって連チャンしたら即ヤメでチョイ勝ち、なんて遊び方ができるのは魅力の一つといえるでしょうね」



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