コンビニ大手ローソンは3日、7月から関東限定で古米を使ったおにぎりを販売すると発表した。同日の創業50周年記念施策発表会で明らかにした。
【写真】ローソンが7月に関東で発売する古米を使ったおにぎりのイメージ
おにぎりとして販売するのは、ローソンが独自に仕入れた2022年、23年産の古米。数量が2トンと限られているため、7月上旬から関東の一部店舗で「ヴィンテージ米おにぎり」として販売する。「古米のおいしさを手軽に試すことができる」という。価格は「塩むすび」が同社のおにぎりでは最も安い税別120円程度になる見通し。
ローソンは随意契約で500トンの政府備蓄米の購入も申請しており、契約できた場合、1キロ税別360円、2キロ700円の小容量パックとして全国で販売する。備蓄米が到着し次第、最短で3日後には関東の店舗で販売を始め、1週間で全国展開するという。
竹増貞信社長は「備蓄米を速やかに全国の店舗に届けることで、需給の安定化を微力ながらサポートしていきたい」と話した。