【YOUは何を食べに日本へ?】京都の人気観光地でタイミーさんが厨房から見たインバウンドのリアル「あれ?みそ汁ってもしかして口に合わない?」外国人客に絶大な人気を誇る飲食店の洗い場で知った“衝撃の光景”


【画像を見る】海外からの観光客で人気の京都の風景はこんな感じ

タイミーからの飲食業体験記「その男、タイミーにつき」第4回目。

■京都の観光地のど真ん中で働いてみたい

 関西に住む私は、京都や大阪の案件にエントリーすることが多い。都市部には多種多様な案件があり、自分の興味や好みと合いそうな案件に出会えるからだ。

 世界的な人気観光地、清水寺。もはや近づくだけでも大変な予感がするが、果たしてどのようなタイミーになるだろうか。

 清水寺へ行くには、京都駅から市バスに乗るのが最も手軽な手段である。

 時間に余裕をもって京都駅のバスターミナルに着いたが、その光景に愕然とした。清水寺に向かうバスの乗り場には、外国人観光客による長蛇の列。それも50メートル、いやそれ以上あろうかという長さだ。これはまずいな……と思いながら列に並んだ。

 このままだと遅刻間違いなし。遅刻によるペナルティポイントを避けたい私はバスの列を抜け出し、「清水寺の参道まで」とタクシーに飛び乗った。

 渋滞する京都の道を進み、清水寺に向かうタクシー。どんどん上がる料金メーターと私の血圧。おそらく本日のタイミーで得られる報酬の大半はこのタクシー代に消えるだろう。本末転倒もいいところだ。

 「タイミーから来ました」

■洗い場の曲芸師に出会った

 店内は満席。昼時ということで、慌ただしい様子の厨房からコックコート姿の女性店員さんが来てくれた。チェックインをして、物置きでユニフォームに着替える。

 この案件は「経験者歓迎」という記載があったので、ある程度飲食仕事の経験がある人向けという感じだろうか。着替え終わり、ほとんど説明もないまま厨房へと入った。



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