国民民主党の玉木雄一郎代表は6日、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さままでの皇位継承について、「歴代の皇位は例外なく男系で継承されてきた。次世代の皇位継承資格者として悠仁親王殿下がいらっしゃることを前提に、この皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない。これがわが党の基本的な考え方だ」とX(旧ツイッター)で説明した。
国民民主が参院選比例代表に擁立する山尾志桜里元衆院議員が、母方にのみ天皇の血筋を引く「女系天皇」に関し、「女系天皇の議論を避けつつ、女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っている」とXに投稿したことがSNS(交流サイト)上で批判を浴びたことを踏まえ、男系男子による皇位継承を基本とする国民民主の方針を改めて強調した形だ。
悠仁さま以降の皇位継承については「具体的に議論するには現状は機が熟しておらず、かえって皇位継承を不安定化させる懸念がある。予断を与えるような議論には慎重であるべきだ」と書き込んだ。