おばたのお兄さん、吸入器の過剰使用が原因で過換気症候群に救急搬送された経緯を明かす

タレントのおばたのお兄さん(37)が12日、自身のブログを更新し、吸入器の過剰使用が原因で過換気症候群と診断され、救急病院へ搬送されたことを明かしました。これは、大人喘息を持つ彼が、体調悪化の中で吸入器の用法容量を守らず使用した結果起きた出来事です。

体調不良と咳の悪化

ブログの冒頭で、おばたのお兄さんは「僕自身初めての救急病院(救急外来)に行きました」と報告。大人喘息持ちであることを明かし、疲れや風邪などで免疫が低下すると咳が出やすい体質だと述べました。最近、息子さんが風邪をこじらせ、それが自身にうつり、風邪自体は治ったものの咳だけが残り、ひどい状態が続いていたといいます。

おばたのお兄さん、ブログで自身の体調不良と過換気症候群について語るおばたのお兄さん、ブログで自身の体調不良と過換気症候群について語る

吸入器の過剰使用とその影響

咳が続く中、12日はお笑いライブが2ステージあったため、仕事のパフォーマンスに影響が出ないよう、普段使用している吸入器を「用法容量を守らず、かなり多めに」使ってしまったとのこと。夜帰宅してからも咳が悪化していたため、さらに吸入器を過剰に使用した結果、呼吸をする度に咳が出て、呼吸することすら辛い状態に陥ったと説明しました。

経験したことのない激しい症状

その後、急に身体がブルブルと震え出し、熱を測ると40℃を超えていたといいます。さらに症状は進行し、手足が強く痺れてきたため、「これは只事じゃない」と感じ、タクシーで救急病院へ向かったそうです。病院に到着した際には、「頭がカチ割れるほど痛くて、意識は朦朧としていて、『脳とかに障害出たらどうしよう、、』と思うほど」の経験したことのない辛い状態だったと振り返っています。

医師による診断と見解

救急外来で受診したおばたのお兄さんは、医師からの問診後に点滴を受け、徐々に状態は落ち着いたと報告。医師の診断では、免疫が低下して体調が悪化したことと、その上での吸入器の過剰使用が原因である可能性が高いとのことでした。医師の説明として、吸入器を過剰に使用すると、気管または気道が収縮し、呼吸困難を引き起こすことがあると解説。おばたさんのケースでは、これにより呼吸が浅くなり酸素が不足し、身体がパニックを起こして過換気症候群になってしまったのではないか、との見解が示されたと綴っています。

用法容量を守ることの重要性

今回の経験を通じて、おばたのお兄さんは「改めて、薬の用法容量はちゃんと守らなきゃなと思いました」と深く反省。自身の体験談を踏まえ、「みなさんも本当に気をつけてください!!!」と読者に向けて強く注意喚起を行いました。また、妻であるフジテレビの山崎夕貴アナウンサー(37)と1歳になる長男も、今回の件で大変心配していた様子が伺えます。

参照元

Yahoo!ニュース / 東スポWEB