石破・前原両氏ら安保勉強会初会合、北朝鮮の対応など議論





日本の安全保障を考える議員の会に臨む石破茂氏(右)と前原誠司氏(左)ら=28日午後、東京・永田町の衆院第一議員会館(宮崎瑞穂撮影)

 自民党の石破茂元幹事長や国民民主党の前原誠司元外相らが28日、安全保障に関する超党派勉強会を発足させ、国会内で初会合を開いた。元自衛隊幹部を招き、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応などについて意見を交わした。

 共同座長に就任した前原氏は勉強会の目的について「誰が首相になっても、どの党が政権を担っても外交・安全保障の国の方針は大きく変わらない。そういうプラットホームになればいい」とあいさつ。顧問に就いた石破氏は「安全保障(の議論)は合理主義でやらないとダメだ」と指摘した。

 共同座長には前原氏のほか、自民党の中谷元・元防衛相と公明党の佐藤茂樹衆院議員を選出した。

 勉強会は緊迫する東アジア情勢を踏まえ、日米同盟のあり方や朝鮮半島をめぐる問題などについて意見交換し、報告書をまとめる方針だ。



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