【06月14日 KOREA WAVE】韓国で、中学生時代から4年間、同級生を繰り返し暴行し苦しめた高校生4人が警察に立件された中で、加害生徒の親に現職警察官がいることが明らかになり騒動が大きくなっている。
忠南警察庁は9日、特殊暴行・恐喝および性暴力処罰法違反などの疑いで17歳の少年ら4人を立件し、調査中だと明らかにした。
少年らは4年前から忠清南道の中学同級生に対し、集団で暴行を続けた疑いが持たれている。少年らは250万ウォン(約25万円)相当の金品を奪ったり、腕を縛った状態で体の一部を露出して写真を撮影した疑いも持たれている。
韓国SBSテレビは9日、加害生徒の親に現職警察官が含まれていると伝えた。事件を隠蔽した疑惑まで提起されており、さらに徹底した調査を求める声が高まっているという。
警察関係者は「最近、被害者と参考人の調査を全て終えた」とし「近いうちに容疑者を呼んで詳しい犯行経緯について調べる」としている。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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