お笑いタレントの明石家さんま(69)が、2024年6月14日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、自身の長男である二千翔さん(40)の結婚について初めて詳細を語った。この結婚は、元妻で女優の大竹しのぶが先に発表しており、さんまは娘のIMALUと共に「絶対しゃべるな」と口止めされていたことを明らかにした。
大竹しのぶが先行発表、さんまへの“かん口令”
二千翔さんは、大竹しのぶさんが最初の夫との間にもうけた長男だが、大竹さんとさんまさんが再婚していた期間(1988年~1992年)にはさんまさんと親子関係にあった。現在はウェブ制作会社を経営しており、さんまさんのことを「ボス」と呼ぶなど、今も良好な関係を築いている。
二千翔さんの結婚については、母である大竹しのぶさんが6月11日放送のラジオ番組内で「なんと長男がめでたく結婚しました」と報告していた。さんまさんにとって、二千翔さんの結婚発表後初めてのラジオ収録となったこの日、「俺も言うてないし、俺には強制で“絶対しゃべるな”って」と、自身には大竹さんとIMALUさんから厳しい口止めがあったことを告白。「“ヤンタンで言いよるぞ、あいつ”みたいな」と、周囲のけん制があった様子をユーモアたっぷりに語った。二千翔さんがすでに「ちょっと前に入籍はしていた」ことも付け加えた。
ラジオ収録中に偶然の出来事、そして長男の婚活の道のり
この日のヤングタウン土曜日では、さんまさんが長男の結婚についてじっくり話す予定だったが、番組共演者であるお笑いコンビ「バッテリィズ」のエースさんが「どうしても話したいことが」と飛び入り参加。エースさんが一昨年に結婚していたことを番組内で公表するという、二千翔さんの話題と偶然にも重なる出来事があった。
明石家さんまさんがラジオ番組で長男・二千翔さんの結婚について語る様子
さんまさんは、以前から二千翔さんの幸せを願って行動していた過去がある。番組で共演経験の多い元「モーニング娘。」の飯窪春菜さんとのお見合いをセッティングしたこともあったが、残念ながらこの時は関係に進展はなかったという。
この経験から、二千翔さんは「紹介に甘んじていたらダメだと深く自覚いたしました」と一念発起。自力での婚活に本腰を入れ、1年間で18キロの減量に成功するなど、真剣な姿勢を見せていた。
こうした努力が実を結び、昨年12月には日本テレビ系で放送された特別番組「誰も知らない明石家さんま」の中で、マッチングアプリを通じて出会った11歳年下の看護師の恋人ができたことを報告。「明言はできませんけど、1年以内にできたら結婚まで、と検討している」と、既に結婚を視野に入れた真剣な交際であることを明かしており、今回の結婚はその通りの展開となった形だ。
今回のラジオでのさんまさんの発言からは、長男の結婚に対する喜びと、家族間のユーモラスなやり取りが垣間見え、多くのリスナーが祝福の声を寄せている。
参考文献:
- 明石家さんま 長男の結婚報告を語る 大竹しのぶ&IMALUからの“強制”「絶対しゃべるな」告白 – スポニチアネックス via Yahoo!ニュース