鉄道施設の復旧170億円 JR東、台風の影響拡大

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 台風19号の影響で一時、水に浸かった北陸新幹線の車両。廃車が決まった=5日、長野市赤沼地区の長野新幹線車両センター

 台風19号の影響で一時、水に浸かった北陸新幹線の車両。廃車が決まった=5日、長野市赤沼地区の長野新幹線車両センター

 JR東日本は29日、台風19号により被害を受けた線路などの復旧費用が、現時点で約170億円に上る見通しだと発表した。大部分を特別損失として令和2年3月期連結決算で計上する。大雨で浸水した北陸新幹線の車両を廃車とする方針も既に表明しており、業績への影響が拡大する。

 鉄道施設を巡っては、線路に土砂が流入するなど被害が広範囲に及んでいた。新幹線車両8編成の廃車に絡む費用も大半を特別損失として計上する。今年9月末時点の車両の帳簿価格は118億円。

 これとは別に、運休などに伴う約160億円の運輸収入の減少も見込んでいる。またグループ会社が運営する駅構内の店舗や駅ビルといった施設の休業で、営業収益が30億円程度押し下げられる見通しとなっている。復旧費用の一部は保険でカバーされる見込み。

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