「もう二度としないで」甥っ子と綿あめ機で遊んだ女子大生、義姉の予想外の反応に戸惑い

韓国のオンラインコミュニティで話題になっているある投稿が注目を集めています。投稿したのは大学に通う女性。幼稚園児の甥っ子と遊ぶため家庭用綿あめ機を購入したところ、兄の妻である義姉から予想外の反応をされたというのです。この出来事は、子育てや家族関係における価値観の違いを浮き彫りにし、ネット上で様々な議論を呼んでいます。

甥っ子との楽しい時間のはずが…

投稿者の女性は、共働きの兄夫婦に代わって甥っ子の面倒を見ることがしばしばありました。普段は実母が中心となって世話をしていますが、ある日、母親の急用で女性が一人で甥っ子の世話をすることに。初めて二人きりになり、どうにか甥っ子を楽しませようと一生懸命遊びました。おやつを買いに出かけた際、甥っ子が大好きなカップ入り綿あめが売り切れており、他の店でも見つかりませんでした。甥っ子は口では「大丈夫」と言ったものの、落胆した様子を見せていました。

手作り綿あめ機で盛り上がるも

甥っ子を元気づけたい一心で、女性は幼い頃に家庭用綿あめ機で遊んだ記憶を頼りに、機械の購入を思い立ちました。高価なものを買うつもりはなく、フリマアプリで近隣住民から新品未開封の機械を安く手に入れることができました。早速、甥っ子と一緒に綿あめを作り、二人で楽しい時間を過ごしました。甥っ子も非常に喜んでくれたといいます。

義姉のまさかの反応「もう二度としないで」

しかし、仕事から帰宅した義姉が綿あめを作っている光景を目にすると、その表情は一変しました。女性に対し「もう二度とこういうことはしないで」と強い口調で言い放ち、そのまま甥っ子を連れて帰ってしまったのです。

子供が作ったふわふわの綿あめを持つ手。家庭用綿あめ機を連想。子供が作ったふわふわの綿あめを持つ手。家庭用綿あめ機を連想。

女子大生の困惑とネットでの議論

女性は義姉の予想外の反応に戸惑いを隠せませんでした。甥っ子が喜んでくれたこと、中古品とはいえ新品を安く手に入れたこと、そして大量に作れる機械でもなかったことから、なぜ義姉がそこまで怒ったのか全く理解できなかったと言います。甥っ子には「これは借りた機械だから返すね」と説明したものの、後味の悪い経験となりました。この出来事をオンラインコミュニティに投稿し、「子育て経験のある方なら、義姉が怒った理由が分かるでしょうか」と意見を求めました。

「感謝すべき」「母親としての不安か」様々な意見

この投稿に対して、オンラインコミュニティでは多くのユーザーから様々な意見が寄せられました。多数を占めたのは、女性を支持する声です。「甥っ子も投稿者さんも可愛い。純粋に喜ばせてあげたかった気持ちが伝わる」「若い義妹が自分の時間とお金を使って甥の面倒を見てくれた上に、こんな素敵な思い出まで作ってくれて感謝すべきなのに」といったコメントが見られました。一方で、義姉の心情を推測する意見もあり、「叔母が自分(母親)より子どもに好かれるのが嫌だったのでは?」「健康への配慮から、食べ過ぎを心配したのでは」など、子育て観や家族間における嫉妬、不安といった側面からの考察も示されました。

この一件は、ちょっとした善意やサプライズが思わぬ波紋を呼ぶことがあること、そして子育てや家族の関わり方に対する価値観が人それぞれ異なることを浮き彫りにしました。韓国のオンラインコミュニティでのこの出来事は、多くの人々に共感や議論を呼び起こしています。

Source: KOREA WAVE/AFPBB News