【AFP=時事】イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は21日、イスラエルによる爆撃が続けば「より壊滅的な」報復措置を取ると警告し、イランは「いかなる状況下でも」核開発を停止しないと述べた。
イスラエルは21日、前例のない攻撃でさらに3人のイラン司令官を殺害したと発表し、ギデオン・サール外相はイランで進められているとする核開発を2年後退させたと主張。ドイツ日刊紙ビルトに「この脅威を排除するため、わが国は可能な限りあらゆる手を打つ」と述べ、イスラエルは攻撃を続けると付け加えた。
一方、イランの革命防衛隊は22日早朝、イスラエル各地の「戦略的目標」に対して「自爆型無人機」による大規模攻撃を行ったと発表した。
イランは核爆弾開発の意思を否定しており、ペゼシュキアン大統領は21日、民生用核開発計画を追求するイランの権利は「脅迫や戦争によって奪われることはない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News