7月5日の大災害予言、たつき諒氏が日付を否定も…ナオキマン動画で新たな可能性が話題に

近年、「私が見た未来」の漫画家たつき諒氏による予言が注目を集める中、特に「7月5日に大災害が起こる」という説が広まり、不安の声が上がっていました。しかし、この日付に関するたつき氏自身の見解が、人気YouTuberのナオキマン氏の動画を通じて新たに提示され、話題となっています。

「7月5日」は夢を見た日付、災害発生日ではない

不安が広がる「7月5日大災害説」について、ナオキマン氏が自身のYouTubeチャンネル「Naokiman Show」で公開した動画で、怪談和尚として知られる三木大雲住職との対談内容を引用しました。この中で、三木住職はたつき諒氏と直接会った際の詳細を語っています。

たつき氏の漫画「私が見た未来」(1999年出版、2021年改訂版)は、作者自身が見た夢に基づき、2011年の東日本大震災や2020年の新型コロナウイルス大流行などを「予知夢」として描いたとされる内容で、多くの的中例が指摘されています。改訂版が出版された際に、作中の特定の描写から「2025年7月5日に大災害が起こるのではないか」という解釈が生まれ、広く浸透しました。

しかし、三木住職によると、たつき氏は世間に広まっている「7月5日に大災難が起こる」という説について、「7月5日じゃない。誰も言っていない。夢を見た日が7月5日であって、震災がくるのが7月5日ではない」と明確に否定したとのことです。これは、多くの人が誤解していた点に新たな光を当てる情報と言えます。

災害への注意喚起と高まる防災意識

たつき諒氏自身は特定の災害発生日として7月5日を否定したものの、三木大雲住職は、たつき氏が依然として「7月中に大災難が起きる可能性」を夢の中で感じ取っていることを付け加えました。この点について、三木住職は自身の「三木大雲ちゃんねる」でも詳しく言及しており、リスナーに対し6月から8月にかけては災害に注意し、特に水の備蓄など防災への備えを意識するよう警告しています。

ナオキマン氏の画像。7月5日の予言と大災害について語る人気YouTuberナオキマン氏の画像。7月5日の予言と大災害について語る人気YouTuber

一連の動画や情報に対し、インターネット上では様々な反応が見られます。「戦争も嫌だけど地震もいやだ。みんなが幸せに安心して暮らせる世界が欲しい」と平和や安全な日常を願う声や、「防災意識を高めるという点では良い警告なのかも」と、予言をきっかけに改めて災害への備えを見直すきっかけとする肯定的な意見も寄せられています。また、「起こらなくても否定せず、起きなくてよかったな〜と思いたい」といった、たとえ予言が外れても安堵したいという心情や、「7月5日が誕生日です。皆が無事で、良い日になりますように」と無事を願うコメントも見られ、多くの人々がこの話題に高い関心と少なからぬ不安を抱いている様子が伺えます。

今回のナオキマン氏や三木大雲住職を通じたたつき諒氏の言葉は、「7月5日」という特定の日付に対する誤解を解くものでしたが、同時に「7月中の災害可能性」という新たな示唆も含まれており、防災意識の重要性を再認識させる結果となっています。予言の真偽は不明ですが、これを機に災害への備えを怠らないことの重要性は確かでしょう。