松岡昌宏、TOKIO解散の真実を語る 国分太一問題への誠実な対応と今後の展望

元TOKIOの松岡昌宏(48歳)が27日、報道陣の取材に応じ、国分太一氏の問題とその後のTOKIO解散について自身の言葉で説明しました。一方的な説明に留まらず、質問にも真摯に耳を傾け丁寧に答える姿が見られ、その誠実な対応に報道陣から拍手が起こる場面もありました。この苦境を乗り越えようとする姿勢は、松岡氏とリーダーの城島茂氏(53歳)の株を上げる結果となり、今後の仕事への影響は懸念されたものの大丈夫そうだという見方が強まっています。

報道陣に帽子を取り頭を下げる松岡昌宏報道陣に帽子を取り頭を下げる松岡昌宏

解散決断の背景を明かす

松岡氏は、この日行われた舞台「家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂」のリハーサル終了後、集まった報道陣に対し「この度は国分太一のことでご迷惑をおかけしております。お騒がせして大変申し訳ございません」と深々と頭を下げ謝罪しました。TOKIOの解散については、24日に城島氏と話し合い決定したことを明らかにしました。日本テレビの会見を両氏で見た上で、「これ以上、TOKIOを名乗るわけにはいかない」と判断したといいます。2021年に株式会社TOKIOを設立する際、「誰か一人でも欠けるようなことがあったら終わり」という取り決めをしていたことも、今回の決断に至った要因の一つであることを明かしました。

国分氏の言動に対する見解

報道陣からは、「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)などの番組収録中に、国分氏のハラスメント的な言動に気づかなかったのかという質問が出ました。これに対し松岡氏は、「なぜ一緒にいて気づかないんだという世間の声があることも承知しています」とした上で、「自分と城島が見る限り、理不尽にキレるようなことはありませんでした。彼は熱い人間なので、番組をより良くするために『ここをこうしよう』と前向きな意見を強く言うことはありましたが、それはポジティブなものでした」と率直な見解を述べました。

広報担当としての誠実な振る舞い

松岡氏は、質問が途切れるまで報道陣の問いかけに丁寧に対応し続けました。株式会社TOKIOの広報担当として、今回の事態に対する説明責任を果たすべく、真摯に質疑応答に応じる姿は多くの関係者の目に留まりました。その堂々とした、かつ誠実な対応ぶりは高く評価され、質疑応答の終了後には報道陣から自然と拍手が沸き起こるほどでした。この一連の対応は、彼の人間性やプロフェッショナリズムを示すものとなりました。

多くの報道陣に囲まれ質問に応じる松岡昌宏多くの報道陣に囲まれ質問に応じる松岡昌宏

今後の仕事への影響と展望

TOKIOの解散という大きな節目を経て、松岡氏と城島氏の二人が今後どのような活動をしていくのか注目が集まっています。日本テレビは「ザ!鉄腕!DASH!!」の継続を既に表明しており、今後も二人に引き続き出演を依頼する方針です。制作会社関係者によると、「これまでは体力的なことを考慮して、城島さんや松岡さんの出演機会が少なくなることもありましたが、今後は二人の出番を増やしていく方向で調整が進んでいます。同番組から派生する正月特番『ウルトラマンDASH』も例年通り放送される見込みです」とのこと。

また、TOKIOと長年にわたり絆を育んできた福島県も、事態を受けて早々に「城島茂氏と松岡昌宏氏には、TOKIO解散後も変わらず福島県を応援していただきたい、力を貸していただきたいと考えている」との声明を発表しました。これに対し松岡氏は、取材の中で福島県への感謝の意を示しています。広告代理店関係者は、「問題を 일으したのは国分氏であり、城島氏と松岡氏には一切問題がありません。TOKIOとの契約だったとしても、個々で改めて契約を結び直せば済む話であり、継続案件が相次ぐでしょう」と見ています。同じグループのメンバーが起こした問題であるため、関係のない二人にまで影響が及ぶのではという懸念もありましたが、グループ解散という重い決断を迅速に下し、各方面に真摯に対応する姿が、かえって二人の信頼を高める結果につながっているようです。前出の制作会社関係者も「今回の問題を受けて、二人の誠実さが際立ちました。仕事が減るどころか、むしろ増えそうです」と語っており、望まない形での解散ではあったものの、松岡氏と城島氏への悪影響は最小限に抑えられ、今後の活躍が期待される状況となっています。

東スポWEB 参照