Crossfaith、ギターDaikiを解雇 不適切行為で – 欧州ツアー中止余波か

日本のメタルバンド「Crossfaith」が、メンバーの「Daiki」氏を解雇したと発表しました。これは「社会的に不適切な行為」が判明したためとしており、先日発表されたヨーロッパツアー中止との関連も指摘されています。この決定は、バンドの今後の活動に大きな影響を与える可能性があります。

解雇処分の詳細とバンドの発表

バンドの公式Xアカウントは、「不祥事に関するお詫びと今後の対応について」と題した文書を公開しました。この中で、「既に報道されております通りメンバー・Daikiが社会的に不適切な行為を行ったことが、先日判明いたしました」と言及しています。

バンド側は、本件を「重大な事案」と認識し、メンバー間の協議および本人への事実確認を行った結果、「本日付で解雇処分」としたことを報告しています。「社会的に不適切な行為」の具体的な内容については、文書内で明らかにされていません。

日本のメタルコアバンド、Crossfaithメンバーのライブ写真 解雇されたDaiki氏を含む日本のメタルコアバンド、Crossfaithメンバーのライブ写真 解雇されたDaiki氏を含む

欧州ツアー中止との関連性

今回の解雇発表は、その前日である27日にバンドが突如として発表したヨーロッパツアーの残り4公演中止決定に続くものです。中止の理由について、バンドはその時点では「今後予期せぬ事態が起こることを防ぎ、ファンの皆さま、クルー、そしてフェスティバル関係者の安全と安心を守るために必要だと判断した」と説明していました。

この説明と今回の「社会的に不適切な行為」による解雇との関連性が強く示唆されています。27日のツアー中止発表時には、今後のバンド体制について「現在バンド内で慎重に協議を進めているところ」「非常に重要なことだからこそ、責任を持って冷静に考え 明確な形で結論を出したうえで、改めて正式にご報告させていただく」としていましたが、わずか1日での解雇発表という展開になりました。

Daiki氏とCrossfaithについて

Crossfaithは2009年にデビューした、5人組のメタルバンドです。Daiki氏は当初サポートメンバーとして活動していましたが、2024年から正規メンバーに昇格しました。

解雇発表後、Daiki氏の個人のSNSアカウントは削除されたことが確認されています。バンドは、2025年にはテレビ東京のドラマ「日本統一 東京編」にオープニングテーマ「Paint The Target」を提供するなど、日本国内だけでなく海外でも精力的に公演を行うなど、国際的に活動を展開しています。

まとめ

日本のメタルバンドCrossfaithは、メンバーDaiki氏を「社会的に不適切な行為」を理由に解雇しました。これは、直前に発表されたヨーロッパツアー中止に続く展開であり、国内外で活動するバンドにとって大きな転換点となります。

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