鹿児島県悪石島で発生した地震を受け、日本列島では再び地震災害への不安が高まっています。特に海辺で地震に遭遇した場合、恐ろしい津波の危険が迫ります。あなたのいのちをまもるため、最先端の科学や専門家の知見に基づく正しい避難行動を知っておくことが不可欠です。
地震発生！海の近くで取るべき「最優先行動」
海の近くで強い地震を感じたら、即座に避難を開始。津波は非常に速く到達します。家族や友人より自身の安全を優先。「津波てんでんこ」精神で、一人で海とは反対の高台へ全力疾走。高台がなければ、5階建て以上の建物最上階へ。数分の遅れが命取りです。
絶対NG！「様子見」や「連絡」は避難を遅らせる
津波は地震から数分で海岸に到達することも。「来るだろうか」と様子見したり、家族に連絡している間に手遅れに。津波が見えてからでは間に合いません。自分のいのちをまもること最優先。一秒でも早く安全な場所へ避難を。大きな地震後は電話も繋がりにくいです。
地震発生！津波からいのちをまもるため、海辺から高台や高い建物へ急いで避難する様子を示すイラスト。
「津波てんでんこ」の教えと事前の準備
東日本大震災では巨大津波が発生。岩手県釜石市では「津波が来たら、てんでんバラバラに一人でも逃げろ」という「津波てんでんこ」を実践した小中学生全員のいのちが助かりました。これは即時避難と一人で逃げる勇気の重要性を示す奇跡。海沿いの方や海に行く方は、事前にハザードマップで避難場所確認が不可欠です。
海辺での地震時は、津波からの迅速な避難が命運を分けます。「津波てんでんこ」の精神で、躊躇なく高台など安全な場所へ一目散に逃げてください。日頃からのハザードマップ確認も忘れずに行いましょう。
