グラス駐日米大使、フェンタニルに関し再び投稿 厚労省の都道府県への通知「重要な一歩」


グラス氏は「フェンタニルにより、毎日200人を超える米国人が命を落としている。この危機的状況に対処するには、強い決意と協力体制が求められる。麻薬カルテルや腐敗した中国当局がこの不正かつ命にかかわる取引から利益を得ようと固執するのと同様に、われわれもその根絶に強い決意を持って臨まなければならない」と日米の協力が必要だと指摘。

その上で「日本政府は先日、フェンタニルの前駆体化学物質に関する不審な取引を調査するよう地方当局に指示した。日本経由での積み替えを阻止する上で重要な一歩だ」とした。

グラス氏は6月26日、フェンタニルや原料の密輸には中国共産党が関与しており、「日本経由での積み替えや流通」を防ぐべきだと投稿していた。日本経済新聞は同日付朝刊で「フェンタニルを米国に不正輸出する中国組織が日本に拠点をつくっていた疑いが判明した」と報じていた。



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