令和4年7月の参院選の街頭演説中に銃撃された安倍晋三元首相の死去から3年となった8日、自民党の高市早苗前経済安全保障担当相や山谷えり子元国家公安委員長らが、昭恵夫人とともに山口県長門市にある安倍家の墓前で手を合わせ、改めて死を悼んだ。
【写真】銃撃された安倍元首相が最後に握っていた傷のついたマイク
この日は高市、山谷両氏のほか、西村康稔元経済産業相、安倍氏のおいの岸信千世衆院議員、銃撃事件直前まで参院選候補として安倍氏の応援演説を受けていた佐藤啓参院議員、安倍氏の地盤を受け継いだ吉田真次衆院議員らが墓参した。地元首長や、安倍氏と公私にわたり親交があった中村明彦福岡県議も参列した。
西村氏は墓参後、記者団の取材に応じ、「激動の時代である今こそ、安倍元首相が目指していた日本、世界をもう一度思い起こしながら、引き継いで取り組んでいかなければならない」と語った。