体長8メートルのニシキヘビに飲み込まれ男性死亡 腹の膨らみに気付き住民が切開も手遅れ


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死亡した男性は、スラウェシ島南東部で農業をしているラ・ノティさん。4日、農園に向かったが帰宅せず、不審に思った家族が探したところ、道路脇でラ・ノティさんのバイクだけが見つかり、当局に捜索願を出した。

地域住民ら約10人も捜索に乗り出し、ラ・ノティさんの農園にある小屋から数百メートル離れたところで腹が異常に膨らみ、苦しそうにしているニシキヘビを発見した。異変を感じたことから、ニシキヘビを殺し、腹を切開したところ、胃の中から服を着たままのラ・ノティさんが見つかった。ラ・ノティさんは身長150センチほどだったという。

地域の防災担当者によると、ニシキヘビは雨季になると農園や住宅付近に出没。例年、家畜が襲われる被害が出ているが、この地域で人間が襲われたのは初めてだという。

ニシキヘビは通常、体長6メートルを超え、インドネシアやフィリピンなどに生息。主なエサは小動物で、人間を襲うことは少ないとされる。ただ、スラウェシ島では2017年にも体長約7メートルのニシキヘビが人間を飲み込む被害が発生。13年にはインドネシア最大の観光地であるバリ島の高級ビーチホテルで警備員が襲われ、死亡している。



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