「営業取り消しレベル」
「拡散された動画は約1か月前のものだそうです。投稿者によると、店員は厨房奥で紙巻きタバコを吸っていたといいます。この動画がどこの店舗で撮影されたのかはわかっていません。
つい先日、人気ラーメン店で同様の“疑惑”が問題になったばかり。厨房で喫煙など、もってのほかですが、いつどこで誰に撮影されるかわからない昨今はより用心するべきでしょうね」(全国紙社会部記者、以下同)
牛丼チェーン店の炎上といえば、『すき家』の異物混入騒動が記憶に新しい。
「今年1月、客に提供したみそ汁にねずみの死骸が混入していたことが明らかに。その後、3月末には利用客が持ち帰った商品にゴキブリの一部が混入していたと指摘されました。異物混入事案が相次いだこともあり、『すき家』はショッピングセンター内などの一部を除いて、全国の約1900店舗の営業を中止する事態にまで発展。4日間の営業停止期間中は清掃作業や衛生面の対策を行っていたそうです。
『吉野家』の動画の真偽はわかりませんが、こうした問題行動に対しては真摯な台頭を取るべきでしょう」
問題になった動画は本当に『吉野家』で撮影されたものなのか。広報担当者に問い合わせてみると、
「今回、一部SNSに投稿された映像について確認を行ったところ、厨房奥にあります従業員用スペースにおいて、従業員が喫煙をしていた事実を確認しました。当該従業員に対しては、社内規程および基準に基づき、厳正に対処いたしました」
とのこと。拡散された動画に対して、ネット上では
《流石に厨房内はダメやな 外なら別にいいけど》
《飲食店の厨房で喫煙は流石にないわ》
《厨房は100%ダメですね。 営業取消しレベルです》
と厳しい意見が寄せられる一方で、
《タバコの吸い殻牛丼にぶち込んでるとかなら大問題だけど別に端で一服は良いのでは?あかんの?》
《別に良くない?》
というコメントも見受けられた。
「吉野家では、喫煙に関しては、改正健康増進法の考え方に基づき管理・従業員指導を行っており、原則として屋内の従業員スペースは禁煙としています。
再発防止のため、全従業員に対し改めて喫煙ルールの徹底を周知することと致します。なお、当該店舗の名称については、個人情報保護の観点から、公表は差し控えさせていただきます。今後このような事態が発生しないよう、衛生管理・従業員教育のさらなる徹底に努めてまいります」(前出・『吉野家』広報担当者)
安全に「うまい、やすい、はやい」牛丼を提供してもらいたい。