米「出生地主義」見直しの大統領令、ニューハンプシャー州の連邦地裁が一時的な差し止め命じる


日テレNEWS NNN

トランプ大統領は1月、アメリカで生まれた子供に自動的に国籍を与える「出生地主義」について、不法移民などには認めない大統領令に署名しました。

これを受け、複数の州の連邦地裁が全米での一時的な差し止めを命じましたが、連邦最高裁が先月、「全米では適用範囲が広すぎる」として、制限する判断を示しました。

一方で、最高裁が「集団訴訟であれば全米の差し止めが可能」と余地を残したことから、人権団体が移民の子供を代表する集団訴訟を起こしていました。

ニューハンプシャー州の連邦地裁は10日、これを認め、全米での発効の一時的な差し止めを命じました。

政権側が控訴するための猶予として、差し止め命令の発効は7日後としています。



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