琵琶湖で障害ある男性おぼれ重体 社福法人「浅瀬のイメージだった」


 同法人によると高島市マキノ町西浜の琵琶湖湖岸で10日午後3時半ごろから、利用者6人が職員1人の引率で水遊びをしていたが、1人の利用者が深みに入り、職員が助けに向かった。助け終わった午後4時20分ごろ、男性利用者が見当たらないことに気づき、20分後、沖合10メートル、深さ約2メートルの湖底に沈んでいるのを発見した。救助して病院に搬送したが、意識が戻っていないという。

 同法人は、職員は当初、2人いたが先に1人の利用者が宿泊施設に戻るために付き添い、1人の職員で6人を引率することになったと説明。また、事前に湖の状況を確認しておらず、ライフジャケットや浮輪の準備をしていなかった。高島署が詳しい経緯を調べている。同法人の島田和典常務理事は、「申し訳ない気持ちでいっぱい。浅瀬で水遊びをするイメージだった」と謝罪した。【菊池真由】



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