櫻井翔主演「放送局占拠」第1話が放送、謎の武装集団「妖」との戦いが始まる

櫻井翔が主演を務める「占拠シリーズ」の最新作「放送局占拠」(日本テレビ系・毎週土曜よる9時~)の第1話が12日に放送され、波乱の幕開けとなった。巨大テレビ局を舞台に、謎の武装集団「妖(あやかし)」と刑事・武蔵三郎(櫻井)の戦いが幕を開け、初回から衝撃の展開を迎えた。(以下、第1話のネタバレを含みます)

テレビ局占拠と人質500人の危機

「大病院占拠」「新空港占拠」に続く本作の舞台は、東京都知事選挙に向け選挙特番を放送中の「テレビ日本」。妖怪の面をつけた武装集団「妖」が突如現れ、放送局を占拠、番組スタッフやキャスター、俳優ら500名が人質にとられた。警視庁BCCT(立てこもり犯罪対策班)の捜査員となった武蔵は、おなじみのメンバーと新たな仲間と共に、人質救出と“妖怪退治”に挑むこととなる。

放送局占拠の主人公・武蔵三郎(櫻井翔)が武装集団「妖」に立ち向かう様子放送局占拠の主人公・武蔵三郎(櫻井翔)が武装集団「妖」に立ち向かう様子

もう一つの展開:青鬼と伊吹裕志

テレビ局での事態が進行する一方、拉致された武蔵裕子の弟・伊吹裕志(加藤清史郎)の前には、拘置所を脱走した青鬼・大和(菊池風磨)が現れた。大和は伊吹に特定人物の拉致を要求。直後、天草樹(曽田陵介)らSAT隊員が伊吹救出に駆けつけるも伊吹は姿を消し、現場には2体の謎の焼死体が残されていた。

衝撃の結末:和泉さくらの被弾

テレビ局内では、BCCT管理官の和泉さくら(ソニン)が武蔵をかばい、「妖」の一員である天狗から銃撃を受けて倒れるという衝撃的なシーンが。1作目からの主要人物である和泉の危機に、武蔵も思わず「嘘だろ…!」と声を漏らす。

放送局占拠 第1話の衝撃シーン、武装集団「妖」の天狗に撃たれた和泉さくら(ソニン)放送局占拠 第1話の衝撃シーン、武装集団「妖」の天狗に撃たれた和泉さくら(ソニン)

第2話で明かされる新展開

19日放送の第2話では、人質救出を目指す捜査官・本庄杏(瀧内公美)がテレビ局への新たな潜入経路を発見。拘置所を脱走中の大和も本格的に動き出す。武蔵と家族への危険が迫る中、「妖」はついに生放送を開始し、「ある装置」を使った要求を突きつける。さらには、「妖」のあるメンバーが早くも面を脱ぐという予告もされており、次週の展開に期待が高まる。

第1話は、巨大なテレビ局を舞台にした新たな「占拠」事件、そして並行して進む伊吹や青鬼の動向、さらに主要人物の被弾と、息つく暇もない怒涛の展開で幕を開けた。次週、謎の多い「妖」の正体の一端が明らかになるのか、彼らの目的とは何なのか、今後の展開から目が離せない。