「モスクワを攻撃できるか」 トランプ氏、ゼレンスキー氏に問う


【写真】ウクライナのゼレンスキー大統領 彼が考えるレッドラインは?

 FTによると、トランプ氏はロシア第2の都市、西部サンクトペテルブルクへの攻撃の可否についても話題にした。ゼレンスキー氏は「絶対に(できる)。もしあなたが兵器を供与してくれれば、我々には可能だ」と答えたという。

 キーウからモスクワは直線距離で約750キロ、サンクトペテルブルクは約1050キロ離れている。ウクライナ側はこれまで、最新型であれば射程が約1600キロに及ぶ米国製巡航ミサイル「トマホーク」の供与を要請していた。

 トランプ氏はゼレンスキー氏と話した前日の3日、ロシアのプーチン大統領と電話で協議したが、会話の内容について「よくない」と語っていた。FTの報道は、トランプ氏がプーチン氏に強い不満を募らせていることを裏付けていると言える。(ロンドン=藤原学思)

朝日新聞社



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