アンガールズ田中と松丸友紀、結婚後に再燃した「母親NG」交際秘話とその波紋

元テレビ東京アナウンサーで、現在はフリーで活動する松丸友紀が、2024年7月9日放送の人気番組『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演し、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志との間で、かつて交際を真剣に検討していた過去を告白しました。この驚きの事実は、視聴者だけでなく共演者にも大きな衝撃を与え、現在では互いに既婚者である二人の関係性について、SNS上では様々な議論が巻き起こっています。

まさかの告白と「母の壁」

番組には松丸のほか、おぎやはぎの小木博明とドランクドラゴンの鈴木拓がゲストとして出演。彼らが所属する『人力舎』にまつわるトークが展開される中、話題は田中卓志へと移ります。その流れで、小木が過去に田中と松丸を結び付けようとしていたことを明かすと、松丸は「何回かデートしたことがある」と衝撃的な事実を告白しました。これにはMCのオードリー・若林正恭も「すごい話ですよ」と興奮を隠せない様子で、番組は大いに盛り上がりました。

松丸は田中卓志について、「ジェントルマンで、すごくメンタルも優しくて」と好印象を抱いていたことを正直に語り、小木も「そうだよ。だから勧めたんだよ」と田中の人柄を絶賛しました。しかし、事態は思わぬ方向へ。松丸が自身の母親に田中のことを相談したところ、「田中さんか……」と芳しくない反応が返ってきたと言います。「田中さんNG風な感じに……」という言葉からは、母親の複雑な心境がうかがえました。小木が「会わせてないの?お母さんに」と尋ねると、松丸は「直接は会わせていない」と回答。周囲からは「会わせれば良かったのに」と、田中に同情的な声が上がります。この一連の流れに対し、若林は「お母さんNGなんてテレビで言わないでよ。田中さんご結婚されてるし、ダメですよ」と、既婚者である田中の立場に配慮を促す場面もありました。

アンガールズの田中卓志と元テレビ東京アナウンサー松丸友紀。二人の過去の交際に関する話題の中心人物。アンガールズの田中卓志と元テレビ東京アナウンサー松丸友紀。二人の過去の交際に関する話題の中心人物。

高スペック芸人・田中に立ちはだかる「親NG」の壁

今回の松丸の発言は、SNS上で即座に大きな反響を呼びました。かつての話とはいえ、松丸自身は2013年に競輪選手の新田康仁氏と結婚し、2017年には第一子を出産しています。一方、田中卓志も2023年に一般女性との結婚を発表しており、両者ともに既婚者であることから、《田中さんもう既婚者なんだしそういう話するのやめなよ》《遠回しに田中卓志をコケにしてるのめちゃくちゃ失礼じゃない?》《もうお互い既婚者なのに……デリカシーとか配慮ないの?》といった、松丸の発言に対する批判の声が相次ぎました。

田中卓志には、過去にも同様の「親からのNG」エピソードがありました。2017年9月22日に放送された東海テレビ『千原ジュニアのヘベレケ』では、タレントの高橋真麻が2015年に田中を好きだった時期があったと告白。しかし、父である俳優の高橋英樹に相談したところ、「絶対にダメだ」と即座に反対されたと明かしています。

国立大学を卒業し、多趣味で知られる田中卓志は、2024年7月10日には国家資格である二級建築士の学科試験を受けたことを自身のInstagramで報告し、その高スペックぶりが再び話題となりました。学歴、知識、実力を兼ね備える田中ですが、その独特な芸風が原因なのか、「親世代」からの評価は決して高いとは言えないようです。

今回の松丸友紀アナウンサーの告白は、田中卓志という芸人の持つユニークな魅力と、世間、特に親世代が抱くイメージとの間に存在する興味深いギャップを改めて浮き彫りにしました。高スペックでありながらも、時に「親NG」の壁にぶつかる彼の芸能人生は、今後も多くの人々の関心を集め続けることでしょう。